2009年2月22日日曜日

クラシック音楽のタグ付け



いろんなところからライセンスを買ってきてまとめたCDを売っている企業の商品.
この手のものが何種類か出てるが,2chの該当スレで評価がよいんでこれを購入.
元々,85枚組の全集で,それに15枚の歴史的演奏を加えたものらしい.
個人的には同じ曲を複数の演奏家で楽しもうとは思わないので85枚組でもよかったんだけど.



それにしても音楽室にある教材みたいだ.
10枚ごとにCDケース(厚紙)の色が少しずつ変わってグラデーションしている.


ディスクのデザインは基本的にすべて同じ.


でもCDDBに登録されてるデータが点でバラバラ.
すべてiTunesにインポートしてからデータは書き換えている.
その方が複数まとめて書き換えられて楽だから.
それでも,はっきり言って苦行だ.

これだけあると1枚くらい間違ってダブって入ってたり,足りなかったりするかとも思ったが,そんなことはなかった.

CDDBからダウンロードしたタグに一貫性がないので付け直している途中.
曲の先頭にBeethoven: とついている曲とついていない曲や
交響曲の通し番号がNo.となっているものと#となっているものや

Symphony No.7 in A major Op.92 - 1. Poco Sostenuto-vivace
Symphony No.7 in A major Op.92 - 2. Allegretto

となっているものと
2曲目(?)以降は
Symphony No.7 in A major Op.92 - 1. Poco Sostenuto-vivace
2. Allegretto

となっているものとか
CDごとにバラバラ.

これを一貫性ある表記に直すのが当面の目標.

ところで
CD95の半分くらいがバッハ
CD97の半分くらいがシューベルト
の曲だったんだけど.
これは大人の都合ですか?



ネットを調べていたら
MusicBrainzというCDのデータベースの存在を知った.

そのデータベースでは厳密に入力形式が決められている.
アーティストは演奏者ではなく作曲者,
アルバムのタイトルのあとにカッコ書きでオーケストラ名,指揮者,ソリストを書く
など

ポップスでは作曲者よりもボーカルの方が重視されるけど
クラシックだと,演奏者よりも作曲者の方が重要だよなぁ.
昨日はクルト・マズア(指揮者)のベートーベン交響曲第5番だったから
今日はカラヤン(指揮者)の…
とかあんまり考えないよな.多分.
同じ曲を別の演奏者で何個も持っている人は少ないだろう.
だからアーティスト欄に作曲者を書くのは利にかなっているし.

ベートーベン第9番なんかCD1枚にそれしか入らないので
曲の組み合わせも何もないので,
もし違う演奏者の第九を何枚も持っている場合でも,
アルバムタイトルの後にカッコ書きするなら,
区別できるし.

MusicBrainzのタグの書き方はかなり考えられていると思う.



ただ問題は,
Beethoven の100CDのデータが全然検索に引っかからない.
データベースをブラウズする限り,数枚だけ登録されているようだが,
それさえもCDのデータからの検索に引っかからない.

大人しく手作業でタグを付け替えるか.